第伍章  早速使ってみよう


これでインストールはすべて終わったはずです。 ちょっとだけ使ってみましょう。

BCPadを使う場合

BCPadを起動し、下記のように入力し、保存しましょう。

#include <stdio.h>

main()
{
    printf("Hello World");
}

あとは、コンパイル&実行というボタンを押すだけです。

BCC Developerを使う場合

BCPadの人には第四章で言いましたが、 データ保存用のフォルダを作りましょう。

そうしたらBCC Developerを起動し、新規作成を押します。 プロジェクトになっていることを確認し、 ディレクトリ名には上で作ったフォルダを、 プロジェクト名は適当に入れましょう。

もう一度新規作成を押し、 今度はC/C++ファイルになっていることを確認し、 フォルダ名はデフォルトのままで平気なはずなのでそのまま、 ファイル名は適当に入れましょう。 この時、ファイル名に拡張子(.c)を入れることと、 現在のプロジェクトに追加するがチェックされていることを確認してください。

次に、下記のように入力し、保存してください。

#include <stdio.h>

main()
{
    printf("Hello World");
}

あとはメイクを押すとメイク(ビルド)が始まるので、 エラー無しに終わったら、実行を押しましょう。

最後に(BCC Developer、BCPad共通)

[実行結果]

実行するとMS-DOSプロンプトの画面が表示され、 上のようにHello Worldが表示されていれば成功です。 (その外にも色々表示されていますが、関係ありません。)

ちなみに微妙にウィンドウの色を変えているのは実際のウィンドウと区別する為です。 (全く同じ色だとそこにウィンドウがあるように見えて紛らわしい)
XPの人達には関係ありませんね。

もし、エラーが出ていたらスペルが間違っていないか、 大文字と小文字は正しいか(C言語は大文字と小文字を区別します) 確認しましょう。

ちなみにHello Worldの部分は好きな文字に変えて構いません。 日本語でも平気です。

と、ここまででBorland C++ Compiler編は終わりです。


ばっく
ぷろぐらむとっぷ
いんでっくす